【電気代を削減できる】家賃が上がっても築年数が新しい賃貸物件選ぶべき理由を解説

「家賃」だけで賃貸物件を決めようとしていませんか?

もちろん「家賃は低い方がいい」ですが、実は築年数が古い物件ほど生活費が高くなる可能性があります。

そこで、まずは「築年数と生活費の関係」について確認しておきましょう。すべての物件に当てはまるわけではありませんが、判断材料の一部になるはずです。

自分の実体験をもとに解説しているので、ぜひ参考にしてください。

築年数が生活費の増減に関わる理由について

まずはじめに、賃貸物件の築年数によって生活費が変動する理由について解説します。築年数が新しい賃貸物件に住むと、暖房・冷房にかかる費用を削減できます。

なぜなら、新しい物件ほど「断熱性や気密性が高いから」です。断熱性や気密性が高いと室温が変化しないため、暖房や冷房を使わずに済みます。つまり、電気・ガス・灯油などの使用量を削減できるということです。

築年数が新しい物件の特徴
  • 気温が低い冬でも室温が高いため、洗濯物が乾きやすい
  • 各部屋や廊下の温度差が少ない
  • 少ないエネルギーで快適な温度を維持できる

逆に、築年数が古い物件の場合、断熱性や気密性が低いため外気の影響を受けやすくなります。すると、室温を一定に保つために必要なエネルギーは増えてしまいます。

どちらが快適に過ごせるかは考えるまでもありませんね。

築年数と電気使用量を比較する

続いて、築年数と電気使用量について比較していきます。条件は完全に同じわけではありませんが、実際に生活で使用したデータなので参考にしてもらえればと思います。

では、条件と結果を確認してください。

築年数10年40年
期間2022年8月2021年8月
条件1部屋で1日中エアコンを稼働させる
電気使用量350kWh450kWh

住所を変更した結果、電気使用量を約100kwh削減できました。築年数が新しい物件の方が電気の使用量が少ない理由は、おそらく下記の2点だと思います。

  • 室温を下げてしまえば少ないエネルギーでキープできる
  • 外気が入ってこないため、設定温度を高めにしても涼しく感じる

2022年10月現在では電気代も上がっており、さらに今後もエネルギー価格の上昇に伴い高くなる見込みです。

そこで、家賃だけで物件を比較せず、築年数を参考に生活費について検討することをおすすめします。

築年数が新しいと便利な設備も多い

築年数が新しい物件は、古い物件に比べて便利な設備が多いため、快適に生活しやすいという特徴もあります。例えば、下記の通りです。

便利な設備メリット
オートロック住人以外は建物内へ入れないので防犯性が高い
エレベーター上下階へ移動しやすい
宅配ボックス外出中でも荷物を受け取れる+盗まれない

「できるだけ家賃を抑えたい!」と考えていると、どうしても築年数の古い物件を選んでしまいます。
しかし下記の2点にも注目し、「生活費」「快適性」「防犯性」のトータルコストで検討してみてください。

  • 断熱性や気密性の高さ
  • 建物や部屋の設備

すると、家賃は少し上がったとしても、納得できる物件が見つかる可能性は高くなります。

住所を変更するのは「お金」と「時間」がかかります。さまざまな条件についてしっかり検討した上で、満足できる物件を見つけてください。

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