【体験談】40歳未経験でエンジニア転職した流れを解説します

「エンジニアに転職したいけど、何をすれば良いのかわからない…」と思っていませんか?

実際に、自分が未経験でエンジニアに転職した体験を振り返ると、必要だったのは「基礎学習」のみです。そのため、転職先で必要とされている言語やツールの基礎を学んだら、すぐに応募することをおすすめします。

そもそも、未経験のエンジニアを募集している企業は、高いスキルや知識を求めてはいません。なぜなら、独学では身に付けられないからです。

とはいえ、「誰でも良い」という訳ではなく、要点を絞った上で採用していると考えられます。もちろん、企業ごとに重要視しているポイントは異なるでしょう。

そこで、この記事では「採用で重要視されたポイント」について、自分の体験をまとめてみました。【40歳未経験】からでもエンジニアに転職できるので、ぜひ参考にしてください。

実務未経験者がエンジニアとして採用されるまでの流れ

まずはじめに、僕が採用された業務内容について簡単にまとめておきます。

  • 自社開発システムの保守・運用
  • 他社システムとの連携あり
  • 使用する主な言語(MySQL・PHP・JavaScript)

また、採用された時点での僕は「初心者」レベルです。以前の記事で、これまでの学習内容について解説しているため、タイトルを見ただけでレベルがわかると思います。

応募から採用までの流れ

続いて、「初心者」がエンジニア転職するまでの流れを簡単にまとめておきます。

  1. 希望する業務に関する基礎学習をする
  2. エンジニアを募集している企業に応募する
  3. 数回の面接をする
  4. 必要な手続きを済ませる

一般的な就職活動と同じ流れですが、ここで重要なポイントが2つあります。

  • 学習する言語を絞ること
  • 転職エージェントを利用すること

それぞれ簡単に解説します。

学習する言語を絞る

実は、「エンジニア」と言っても業務内容の幅は広く、扱う言語もまったく違います。ですから、適当にプログラミング言語を学ぶと転職に役立たないかもしれません。

できれば、事前に転職したい企業のシステムで使用されている言語を調べて、学習することをおすすめします。わからない場合は、汎用性の高い言語を選ぶと良いでしょう。

転職エージェントを利用する

20代なら関係ないかもしれませんが、一般的に年齢が高くなるにつれ「書類選考」が通らなくなります。つまり、履歴書を送っても面接まで進めません。

実際に、自分でも4社応募しましたが、面接まで進んだのは1社のみです。その1社は、「転職エージェント」を利用して応募しました。

ここで、転職エージェントを利用した場合の手順をまとめておきます。

  1. 自分で希望する会社を選ぶ
  2. エージェントの担当者と面接をする
  3. 担当者から会社へ問い合わせる

自分と会社の間にエージェントを挟むことで、ミスマッチの可能性が低くなるため、書類選考から面接へ進む可能性が高くなると思われます。

未経験のエンジニアを募集する理由

当たり前ですが、プログラミングスキルが高いほど、採用される可能性も高くなります。しかし、企業の求人で「未経験OK」の場合は、それほど高いスキルは求められていません。

なぜなら、独学で高いスキルや仕事に必要な知識を身に付けることは難しいからです。本やネットでプログラミングに関する情報を調べることはできますが、実務経験がないのに「自分に必要な情報はどれなのか?」判断できませんよね。

では、企業が「未経験」でも募集する理由は何だと思いますか?

採用に関する重要ポイントについて

自分の体験から、採用する際に重視するポイントが2つあると感じたのでご紹介します。

  • エンジニアとしての適正
  • 成長の可能性

エンジニアとしての適正とは、「プログラムを読む・書くことに抵抗がないか」です。当たり前ですが、1日中PCに向かってコードを書き続けることが嫌なら、エンジニアは諦めた方が良いでしょう。

特に、入社直後はわからないことだらけで、ひたすら「調べて覚える」の繰り返しです。「やる気」がなければ続けられません。ですから、「成長」が重要になります。

もちろん、採用担当者によって「やる気」の判断材料は異なるでしょうから、「面接でどのように伝えるか?」がポイントになります。

ちなみに、「就職すること」が目標で、入社したら努力をしなくなる方も実際におられるようですよ。

面接で実際に聞かれたこと

僕の場合、面接は2回行われました。遠距離だったため、どちらもリモートでした。このとき、実際に聞かれた内容をまとめておきます。

  • これまでの職務経験
  • 独学した経験や内容
  • 今後の働き方や考え

基本的に、履歴書や職務経歴書を見ながら話が進んでいくため、どちらも適当に書いてはいけません。なお、紙ではなくExcelとWordで作り、メールで添付しました。

独学した内容については、レベルの高さよりも継続した年数や、「どんな考えで何を選択して進めたのか?」を聞かれました。

加えて、「今後どのように働こうと思っているのか?」や、「なぜ未経験からエンジニアになろうと思ったのか?」も重要です。回答に対し、さらに質問されるため、事前に自分の考えを深掘りしておきましょう。

未経験でエンジニアに転職する方法

自分が転職してわかったことは、エンジニア業界は「人手不足」です。そのため、はっきり言って「誰でも転職できる」と思います。

ただし、プログラミングの向き・不向きもあり、最初のうちはひたすら知識を詰め込むだけなので、継続するための努力が必要です。

そこで、エンジニア転職を目指すなら、3つのポイントを確認しておきましょう。

  • 1年ほどプログラミングを学んでみる
  • 今までの経験をまとめておく
  • なぜ、エンジニアになりたいのか考える

転職するだけなら、高度な知識やスキルは必要ありません。重要なのは、「プログラミングの適正」と「やる気」です。

実際に、僕はポートフォリオとして模写コーディングしたファイルを提出しましたが、どうやら確認してないらしいので、レベルは関係ありません。

また、独学していた言語も、現在の仕事内容とは異なります。つまり、未経験で転職するなら学習内容より、期間や目的の方が重視されるということです。

ですから、ある程度の経験を積んだら、積極的に応募してみることをおすすめします。意外と簡単に転職できるかもしれませんよ。

そのかわり、入社後しばらくは勉強することになります。勉強が好きな方にはおすすめの職業だと思います。

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