田舎より都会で生活した方が、支出は安定します。なぜなら、「車に乗らなくても移動できる」からです。
と言われても、車に乗る生活が当たり前の田舎に暮らしていると、理解できませんよね。僕もそうでした。
しかし、実際に都会へ移住し、車を持たない生活をしてみて、わかったことが2つあります。
- 車がなくても移動に困らない
- 生活支出が安定する
ただし、小さな子供がいる家庭は対象外です。理由は、公共交通機関より車の方が、周囲を気にしなくて良いので移動しやすいからです。
もし今後、「住んでみたいなぁ…」と思っている場所があるなら、ぜひ参考にしてください。
車を持たなくても移動に困らない理由
まずはじめに、車を持たなくても移動に困らない理由について解説します。主な理由は3つです。
- 公共交通機関が充実している
- 店舗数が多い
- 配達サービスを活用する
実際に半年間生活してみましたが、移動で困ることはありません。では、順番に見ていきましょう。
公共交通機関が充実している
都会は、バスや電車などの公共交通機関が充実しているため、車がなくても目的地まで移動できます。と言われても、「移動するたびにお金を払うのはイヤ!」と思いますよね?
もちろん生活スタイルにもよりますが、意外と交通費は高くありません。理由は主に2つです。
- 定期を持てば区間内の移動はタダ
- 電車やバスは〇百円程度で乗れる
会社から交通費が支給されるなら、電車やバスの定期を購入します。すると、対象区間内の移動は、休日も含めてタダになります。つまり、定期の区間内で生活必需品を購入できる店舗があるなら、追加の交通費はかかりません。
また、電車やバスで移動しても料金は〇百円と安いため、たまに出かける程度なら気になるほどの出費ではありません。なお、休日や乗り継ぎなどの割引サービスもあるため、上手に活用してください。
店舗数が多い
都会は店舗数が多いため、田舎に比べて移動距離が短いです。とはいえ、行きたい店舗が自宅の近くにない場合もあります。
そこで、買い物に困らないために、下記の条件を満たした場所に住むことをおすすめします。
- さまざまな種類の店舗があるエリアの近く
- 平坦な土地
自宅に近いほど良いのですが、駅までの間に店舗があれば普段の買い物には困りません。また、平坦な土地の場合、自転車さえあれば行動範囲を大きく広げることが可能です。
「でも、大きい荷物を運べないから…」と思う方には、続けて解決方法をご紹介します。
配達サービスを活用する
現在、ネット通販の普及により、大抵の商品は自宅まで届けてくれます。そのため、わざわざ店舗まで行き、自分で持って帰る必要はありません。
また、都会の場合は下記のような便利なサービスも利用可能です。
サービスの種類 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
ネットスーバー | 生鮮食品・日用品を購入できる | 当日配達も可能 |
UberEats 出前館 | 飲食店の料理を届けてくれる | 日用品なども対象 |
特に、ドラッグストア「マツモトキヨシ」のネット通販「マツキヨオンライン」は便利でおトクです。おすすめする理由は下記の3つです。
- 店舗とほぼ同じ価格で購入できる
- 税込1,980円以上で送料無料
- ポイントやクーポンが、店舗とネットのどちらでも利用可能
あわせて、上記を活用して購入すると、普段の買い物がラクになる商品をご紹介します。
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- ペットボトル飲料(水・お茶・コーヒー)
ネット通販に向かない「大きいもの・重いもの」を通常価格+送料無料で購入できるサイトは少ないです。しかも、玄関先まで運んでくれるため、自分で運ぶ必要はありません。
もし、現在マツキヨオンラインの配達対象地域に住んでいるなら、ぜひ一度公式サイトを確認してみてください。
『配達してもらう=自分の時間+交通費がかからない』ため、たとえ少し追加料金を払ってでも利用する価値のあるサービスだと思います。
車を持たないと生活支出が安定する理由
次に、車を持たない生活は支出が安定する理由について解説します。まず、車と公共交通機関について、支出の特徴を比較します。
移動手段 | 支出の変動幅 | 理由 |
---|---|---|
車 | 大きい | ガソリン代 修理代 保険 |
バス 電車 | 小さい | 料金が決まっているから |
車に乗っていると、さまざまな理由で支出が大きく変動します。ここで、変動する支出や理由も簡単にまとめておきます。
車の支出 | 理由 |
---|---|
ガソリン代 | エネルギー価格の高騰 円安 |
修理代 | 経年劣化や事故など |
任意保険 | 使うと掛け金が上がる |
特に影響が大きいのは「ガソリン代」ですよね。ガソリンが高くなったからといって、増えた分の支出を会社が負担してくれるわけではありません。
また、事故や故障などのトラブルが起こる可能性もあります。もし修理に保険金を使うと、翌年から掛け金が上がります。つまり、車を所有することで、支出が増える可能性は高くなります。
反対に、「公共交通機関」の場合は、増えた分のコストを多くの利用者で負担するため、一人当たりの支出は減ります。「料金が上がります!」と言っても○十円です。
しかも、会社が交通費を負担するなら、増えた分のコストを自分で払う必要もありません。つまり、公共交通機関を利用すれば、毎月の交通費は基本的に安定します。
車がなくても困らないためのポイント
毎月の支出を減らしても、移動や買い物が不便になっては意味がありません。そこで、快適に生活するためのポイントを4つご紹介します。
- 通勤時間を短くする
- 人が集まる駅を選ぶ
- 平坦な土地を選ぶ
- スーバーの近くに住む
今後、引っ越す際の参考にしてみてください。では、それぞれ解説していきます。
通勤時間を短くする
公共交通機関を利用して通勤する場合、時間が長いほどストレスが溜まります。もちろん、満員のバスや電車は避けたいですよね。できれば、朝夕のラッシュと逆方向へ通勤することをおすすめします。
さらに、通勤途中に自分の好きな場所(風景・建物など)があると、テンションが上がりますよ。休日でも、定期を使って移動できるため、追加で交通費を払う必要もありません。
人が集まる駅を選ぶ
人が集まる駅の近くは、公共交通機関が充実しています。簡単にまとめると、電車の本数やバスの路線が多いです。つまり、自宅から駅や会社までの移動がしやすいということです。
公共交通機関が充実しているエリアほど、移動に困る可能性は低くなります。ですから、通勤手段を選ぶ際は、乗降客の多い駅や運行本数の多い路線などを参考にしましょう。
平坦な土地を選ぶ
土地が平坦なら、自転車で行動範囲を大幅に広げることが可能です。もちろん、坂の多い土地に比べて、徒歩でも移動しやすいです。
生活していると、「バスに乗るほどでもないけど、歩くと遠いんだよなぁ…」と思う場面があるため、自転車があると便利です。自転車の価格はそれほど高くないですし、維持費もかかりません。
スーバーの近くに住む
スーバーの近くに住むと、食料品が安く買えるため、支出を抑えることができます。さらに、「料理を作る・片付ける」を短縮できるため、時間の節約にもなります。
料理に対してこだわりがない方であれば、自宅からスーバーが近いほど生活しやすいです。『買う→食べる→ゴミを捨てる』で済む生活はラクですよ。
生活しやすい場所で暮らす方法
最後に、生活しやすい場所で暮らす方法をご紹介します。その方法とは「仕事を変えること」です。
もちろん、難しいですが「不可能」ではありません。逆に、今の仕事を続けたまま、生活する場所を変更できますか?
2022年10月時点の現在、「人手不足」の業種は多いです。実際に僕の周りでは、下記のような状況です。
- パート・アルバイトの時給は上がっている
- 求人の待遇・条件は良くなっている
- 転職している人が多い
転職のCMを見る回数も多いのではありませんか?CMが多いほど、利用している企業や人材が多いということです。
また、僕自身も転職をきっかけに、好きな場所で暮らすことができています。もし、「転職するまでの流れ」について興味がおありでしたら、下記で簡単に解説しているので、ぜひ参考にしてください。