自分で今後の人生を決めたくありませんか?ちなみに「好きなことで生きていこう!」なんて言う気はありません。
ただ、現在は個人で仕事をして収入を得られるようになったので、出費を抑えれば生活していくことが可能です。ここで重要なことは2つあります。
- 個人で稼ぐこと
- 生活費を抑えること
個人で稼ぐためには、時間をかけて知識やスキルを身に付ける必要があります。しかし、勉強する時間を作るために仕事を削れば、もちろん収入も下がります。
それなら、収入が下がっても生活できるように、まずは出費を削ってしまいましょう。この時に重要なポイントは『周りと同じことをしない』です。
遅かれ早かれ生活費を抑える必要はあるので、一番最初に実行しておきましょう。この記事では、ムダな出費や固定費を抑える方法について解説しているので、参考になる部分があればぜひ活用してください。
3つの大きな出費は必要ない!
自分の好きなように生きていくためには、できるだけ出費を減らすことが重要です。なぜなら、『生活費がかからない=たくさん稼ぐ必要がない』と言えるからです。
収入が少なくても生活できるようになれば、働く時間を減らして『スキルを身に付けるための学習』をすることが可能になります。
ですから、まずは出費を抑えることが最優先と言えます。ここで、一般的には当たり前と思われている出費のうち、削減効果の大きい3つについて考えてみましょう。
- 家を買う
- 車を買う
- 交友関係を保つ
これらについての考え方を変えることができると、人生の選択肢を増やすことが可能になります。では、それぞれについて順番に解説していきます。
家を買うと人生の選択肢がなくなる
よく「同じ金額を払うなら、賃貸より持ち家に住んだ方が良い」なんて聞きますが、本当にそうでしょうか?まずは、家を買うか買わないかについて、簡単に比較してみようと思います。
家を買うメリットとは?
家を買うためには、35年の住宅ローンを組む方が多いです。つまり、定額を35年に渡り支払い続けるということになります。その上でメリットがあるか考えてみてください。
住宅ローンを払い終わる35年後に、家の価値はどうなっているかを考えてみましょう。また、家庭や仕事の環境が変化した時に対応できるでしょうか?
家を買うデメリットとは?
家を買った場合の最大のデメリットは、『嫌になっても逃げられない』ことです。住宅ローンという借金を返済するまで、お金を稼ぎ続けなければいけないからです。もちろん、デメリットは他にもたくさんあります。
どのような理由があっても仕事をやめることができず、住む場所を変えることもできないということは、今後の人生が決まってしまうと言っても良いでしょう。もし、賃貸物件に住んでいるなら、収入や家庭環境に合わせて引っ越すことができます。
車は古くても高性能なら満足できる
家の次に高額な買い物は車です。一部の都会を除いて、仕事や買い物のためには車が必要になります。ローンを組んで車を買うと、毎月の出費を抑えることができません。
そこで、どうしても車が必要な場合は、出費を抑える工夫をしましょう。
まず、購入費用を抑えるためのポイントは走行距離です。10万kmを超えている場合、車の価格は大きく下がることが多いです。しかし、実際はまだまだ乗ることができるので、程度の良さそうな車を探してみましょう。
また、軽自動車に比べて普通車は維持費がかかりますが、購入価格は下がりやすい傾向があります。さらに、新車価格が高いほど中古価格との差が大きくなります。
つまり、発売当時は高級車でも中古で安く買うことができるということです。価格が安い車であれば、車両保険を使って直すより買い替えてしまえば良いので、最低限の自動車保険で済むと考えます。より詳しく知りたい方には、こちらの本がおすすめです。
友人や同僚とは距離を置く
生活費を抑えるためには、友人や同僚と過ごす時間を減らす必要があります。友人と楽しく遊んでいると、「明日から頑張ればいいか…」と、勉強が後回しになってしまうからです。
また、自分の考えが周りの方に理解されない場合、「無駄な努力はやめたら?」と否定されてしまうことも多く、モチベーションが下がってしまいます。
ですから、『出費を抑える+勉強を続ける』ために、交友関係を見直しましょう。飲み会や結婚式など、あなたにとってメリットはありますか?
固定費の削減は契約変更するだけ
続いて、生活に必要な固定費について見ていきましょう。今まで見直しをしたことがない方であれば、固定費は無理することなく削減できます。削減しやすい固定費は3つあります。
- 通信費
- 電気代
- 生命保険(医療保険)
では、それぞれ簡単に解説していきます。
スマホの通信費を抑えるなら楽天モバイル
毎月かかる通信費は、主にスマホ用と自宅用に分かれます。特に、家族の人数が多い世帯は、スマホの通信費を抑えることで、毎月の支払い額が大きく変わってきます。
2021年の時点で、スマホの通信費を抑えるなら『楽天モバイル』がおすすめです。最大の理由は料金プランにあります。そこで、料金プランを簡単にまとめてみました。
データ通信量 | 使った月の料金 |
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
外出時にインターネットを使わない方ほど、通信費を大きく抑えられます。また、YouTubeなどの動画をたくさん見たとしても、上限が決まっているので安心です。より詳しく知りたい方は楽天モバイルの公式サイトで確認してください。
また、楽天モバイルに申し込む方法については、別の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
➡︎【ケータイ代を削減する】楽天モバイルに乗り換える手順をわかりやすく解説します
楽天モバイル+楽天ひかりでさらにおトク
すでに楽天モバイルを使っている方なら、自宅のインターネット契約を『楽天ひかり』に変更することで、1年間無料で使うことができます。
➡︎楽天ひかりの詳細を確認する
ただ、現在使っているインターネットの契約は2年ごとの自動更新になっていて、途中で解約すると違約金がかかる場合があるので、変更するタイミングには注意しましょう。
電気代は契約を変更すると安くなる
電気料金の詳細を確認したことはありますか?今まで確認したことがなければ、簡単に電気代を下げられる可能性があります。また、どのくらい電気代が下がるか知りたい方は、エネチェンジというサイトですぐに確認することも可能です。
契約を変更するだけで電気代が安くなる理由は、各電力会社の電気料金の計算方法が違うからです。そこで、3つの電力会社の料金プランを比較してみます。
東京電力
まず、東京電力の一般的な電気料金について、簡単に解説します。
契約アンペア数 | 20A | 40A |
基本料金 | 572円 | 1,144円 |
使った電力量 | 料金(単価) |
120kWhまで | 19.88円 |
120〜300kWhまで | 26.48円 |
300kWh〜 | 30.57円 |
電気料金は【基本料金+使った分の電力量料金】となります。この表を見ると、電気を多く使うほど割高になることがわかります。ちなみに、今まで電力会社を変更したことがない場合は、金額は多少変わりますが同じパターンの料金表になります。
➡︎東京電力の電気料金の詳細を確認する
はなカメくん電気
はなカメくん電気は、電気代が一番安くなるため、自分でも契約している電力会社です。では、電気料金について確認してみましょう。
アンペア数(東京の場合) | 20A | 40A |
基本料金 | 304.26円 | 608.52円 |
電力量料金 | 24.5円 | 24.5円 |
はなカメくん電気の特徴は、電力量料金が一定ということです。つまり、電気を多く使ったからといって割高になることはありません。この仕組みは単身世帯では効果が低いですが、人数が多い世帯では電気代を大きく下げることができます。
➡︎はなカメくん電気の電気料金の詳細を確認する
Looopでんき
Looopでんきも電力量料金が一定の電力会社です。では、電気料金について見てみましょう。
アンペア数(東京の場合) | 20A | 40A |
基本料金 | 0円 | 0円 |
電力量料金 | 26.4円 | 26.4円 |
Looopでんきの特徴は、基本料金がかからないことです。ですから、一般的に基本料金の高い50A・60Aの契約をしている方なら、電気代を大きく下げられるでしょう。
➡︎Looopでんきの電気料金の詳細を確認する
電力会社の変更は、毎月届く『電気使用のお知らせ(検針票)』さえ手元にあれば、インターネットで簡単に申し込むことができます。
生命保険(医療保険)
万が一の時に必要な金額を計算せず、何となく保険に入っていませんか?もし、あなた(もしくはパートナー)が会社員で社会保険に加入しているなら、その仕組みを簡単に理解しておきましょう。
『万が一の時』とは、主に3つ考えられます。
- ケガや病気で入院する
- 障害が原因で働けない
- 突然の死で残された家族が心配
では、それぞれ順番に見ていきましょう。
入院した場合の医療費
手術や入院をすると、医療費は高額になることをご存知の方は多いですが、実は上限があります。『高額療養費制度』と呼ばれ、一般的な会社員の方なら1ヶ月で約9万円以上支払う必要はありません。この制度は収入に応じて上限が決まるので、気になる方は厚生労働省のサイトで確認してみてください。
また、社会保険に加入していると『傷病手当金』をもらうことができます。期間は最大1年6ヶ月で、平均月収の3分の2程度が目安となります。ちなみに、国民健康保険の方は対象外です。この制度については、全国健康保険協会のサイトで確認できます。
障害があって働けない
病気などが原因で障害が残ってしまい働けなくなったとしても、『障害年金』を受け取ることができます。年金額は加入している年金制度や障害の等級、家族環境などによって変わります。
厚生年金の場合は3級から対象になり、最低でも年に585,700円がもらえます。国民年金の場合は2級から対象になり、年に781,700円となります。もちろん支給されるための要件があるので、詳しく知りたい方は日本年金機構のサイトで確認してください。
突然の死で残された家族が心配
家族がいる場合、自分が死んだ後の生活を考える必要があります。そこで、まずは自分が死んだ場合に家族が受け取れるお金を知っておきましょう。
厚生年金に入っている場合、パートナーは年齢に関係なく『遺族年金』を受け取ることができます。遺族年金だけで生活していくのは無理ですが、子供がいる場合は金額が加算されるので心強いです。
ちなみに、国民年金の場合は子供がいないと遺族年金はもらえません。簡単にまとめると、今後家族が生活していくために必要な金額から遺族年金を引いて、足りない分を生命保険でまかなう必要があります。さらに詳しく知りたい方は、日本年金機構のサイトで確認してください。
ただ、官公庁の公式サイトでは文章が難しいのでわかりにくいです。そこで、保険の考え方について勉強したい方には、こちらの本がおすすめです。
他にも税金や副業など、生活に関わるお金の知識を身に付けることができます。
出費を抑えると新しい挑戦ができる
現在の仕事を辞めて、自分の好きなように生きていくためには、新しいことに挑戦する必要があります。ただ、準備をしないまま挑戦して「失敗した…」と思うのは嫌ですよね?
ですから、まずは生活費を抑えることで、少ない収入でも生きていけるようにしておきましょう。そのためには、周りと同じことをせず、自分にとって必要なものだけを選択します。
生活していく上で必要な固定費は、契約を変更するだけで下げられる場合があります。費用を節約するために我慢をするよりも、ストレスなく確実に生活費を削減できます。
最近ではWebサイトやYouTubeなどで、わからないことも簡単に調べられます。また、個人で仕事をして収入を得ることもできます。ですから、自分の好きなように生きていくために、まずはリスクを下げる準備から始めてみてください。
さらに、「個人で仕事をする方法を知りたい!」と思う方は、始め方や学習方法を別の記事で解説しているので、確認してみてください。
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