【YouTubeで独学】初心者がスマホを使ってプログラミング学習をする方法

「プログラミング学習って、スマホでできないの?」と思った方は多いでしょう。いつも持ち歩いているスマホでプログラミング学習ができれば、空いた時間を有効に活用できるからです。

確かに、スマホを使った学習方法はいくつかあります。しかし、スマホを見ながらパソコンを使う方法以外はおすすめできません。

なぜなら、スマホで動画を見ているだけでは、プログラミングが身に付かないからです。動画を見る以外の学習方法もありますが、はっきり言って効率は悪いです。

そこで、この記事ではスマホを使ったおすすめの学習方法について解説しています。特に【YouTube】を使うと、無料でプログラミング学習ができるので、ぜひ試してみてください。

YouTubeでプログラミング学習を始めるための準備

YouTubeには、プログラミングに関する動画がたくさんあり、検索すれば誰でも見ることができます。しかし、ただ見ているだけではプログラミング学習はできません。

YouTubeを使った学習をするためには、いくつか準備が必要です。

スマホ

スマホはYouTubeを見るために使います。
他にも、タブレットやテレビなどを使ってもOKです。

パソコン

パソコンのキーボードを使ってコード(プログラム)を書きます。
もちろん、表示させるのもパソコンのディスプレイです。

テキストエディター

便利な機能がたくさんあり、効率良くコードを書くことができます。
無料で使えるので、必ず用意してください。

テキストエディターに関しては、別の記事で解説しています。
➡︎【おすすめのテキストエディターや便利な使い方】

もし、「自分で準備をするのは無理だな…」と思う場合は、簡単にプログラミング学習を始める方法があるので、まずはそちらから試してみると良いでしょう。
➡︎【誰でも無料でプログラミングを体験できる方法】

YouTubeでプログラミング学習をする方法とは?

YouTubeでプログラミング学習をする場合、動画を見ながらパソコンで同じようにコードを書いていきます。見本のコードを書き写すので『写経(しゃきょう)』と呼ばれています。

これは、良くある学習方法のひとつで、基本的なコードの書き方を学ぶことができます。また、タイピングの練習にもなり、テキストエディターの使い方も身に付きます。

  1. 動画を見ながらコードを書く
  2. ディスプレイに表示する
  3. 間違っていたら修正する

これらを繰り返し行い、プログラミング学習を進めていきましょう。

スマホだけの学習では身に付かない理由

スマホだけでプログラミングが身に付かない理由は、実際にコードを書かないからです。もちろん、動画を見ればコードの書き方を学ぶことはできます。

しかし、キーボードを打たないので慣れませんし、テキストエディターの便利な使い方もわかりません。ちなみに、スマホだけでプログラミング学習をする方法はいくつかあります。

スマホだけで学習する方法
  • テキストエディターアプリを使う
  • コードの固まりを組み合わせていく
  • クイズ形式

スマホは持ち歩くため、いつでもどこでも学習することができます。しかし、画面が小さいので文字入力には限界があります。普通の文章ならフリック(スライド文字入力)で対応できますが、コードを書く場合はアルファベットや記号も多く使うため難しいです。

また、文法を覚えることはスマホでも可能ですが、キーボードを打たないのでコードを書くスピードは遅いままです。ですから、スマホは空いた時間で予習や復習などをするために使い、実際の学習ではパソコンを使ってコードを書きます。

プログラミング学習におすすめのYouTubeチャンネル

ここからは、プログラミング学習ができるYouTubeチャンネルをご紹介します。実際に、自分でプログラミングを独学するために使わせていただきました。

プログラミング言語ごとに再生リストが分かれているので、自分が勉強したい内容を選択することができます。YouTubeは基本的に誰でも見ることができるので、自分で開発環境さえ構築できれば無料で独学することも可能になります。

では、順番に見ていきましょう。

TechAcademy(テックアカデミー)

テックアカデミーは、オンラインで受講できるプログラミングスクールです。ちなみに、学習期間の短いコースを選んだとしても、費用は約15万円ほどかかります。

しかし、YouTubeでは基礎学習の動画を公開しているので、初心者ならぜひ活用しましょう。YouTubeの再生リストを全て表示させると、入門講座を見つけることができます。
(パソコンの場合は、動画を古い順に並べ替えると出てきます)

テックアカデミーの入門講座
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • jQuery
  • レスポンシブWebデザイン

他にも、『転職』『フリーランス』に関する動画もあり、エンジニアに必要な知識を学ぶことができます。
➡︎【テックアカデミーのYouTubeチャンネル】

たにぐち まことのともすたチャンネル

たにぐち まことさんは、ご自分でWeb制作会社を立ち上げたり、書籍オンライン学習教材を販売されている実績がある方です。その経験を活かして、YouTubeでプログラミングに関する動画を公開されています。

ともすたチャンネルの入門講座
  • Bootstrap入門
  • DB+SQL入門
  • WordPress開発講座
  • Python入門
  • 非デザイナーのAdobe XD入門

特におすすめなのが『Bootstrap入門』です。Bootstrapは、Webページを効率良く作るためのフレームワークです。

公式サイトでも学習できますが、こちらの方がわかりやすいです。コーディングにかかる時間が大幅に短縮できるので、ぜひ覚えてください。

フレームワークとは?

アプリやサービスを開発するために、必要な機能が揃った枠組みのこと
確認作業を減らし、効率良く開発を進めることができる

他にもたくさんの種類がありますが、基礎学習が終わった段階で見た方がわかりやすいかもしれません。また、月額990円メンバーシップに登録すると、さらに実践的な講座で学ぶこともできます。
➡︎【たにぐち まことのともすたチャンネル】

YouTube以外にも動画で学習する方法

YouTubeは誰でも無料で使えるので、プログラミング学習を始めやすいです。また、さまざまな言語難しい内容の動画を見つけることも可能です。ただし、自分で動画を探す必要があり、まとまった内容を順番に学ぶことに向いていません

そこで、YouTube以外に動画プログラミング学習をする方法も、いくつかご紹介します。もちろん、全てスマホで動画を見ることができるサービスです。

ドットインストール

ドットインストールとは、約3分の動画でサクサク学べるオンライン学習サービスです。

ドットインストールの特徴
  • 無料で始められる
  • 言語の種類が多い
  • 開発環境の準備なども学べる

WindowsとMacの両方で学習可能で、言語ごとに必要な準備や人気のフレームワークなど、幅広く学ぶことができます。ただし、全てのレッスン動画を見るためには、プレミアム会員になる必要があります。

ドットインストールのプレミアム会員について
  • 月額1080円(税込)
  • 6,000以上の動画で学習できる
  • 5回まで質問できる(試験運用中)

全ての動画が見放題なので、自分が勉強したい言語を選び学習を進めることができます。また、無料で視聴可能な動画もあるので、とりあえず確認してみましょう。
➡︎ ドットインストール【レッスン一覧】を見る

Udemy(ユーデミー)

Udemyとは、約13万動画コースから選んで学習できるサービスです。各コースごとに料金が決まっていて、購入すれば学習動画を見ることができるようになります。

また、期限が無いので忙しい方でも自分のペースで学習できます。Udemyのメリットは、ある程度まとまった内容を順序良く学習できることです。

特に人気があるのは【Python】の講座で、開発カテゴリー(プログラミング)の中でTOP3を独占しています。逆に、人気がない言語や新しい言語などの講座もあるので、一度見てみると自分に合った学習コースが見つかるかもしれません。

Udemyを上手に使うコツ

Udemyの学習コースは、それぞれが10,00025,000円高額になっています。しかし、定期的に『割引セール』を行っているので、1,6002,200円程度で購入することができます。

ですから、学習コースが割引セールになるのを待ってから購入すると良いでしょう。30日間の返金保証があるので、コースを間違えてしまった場合も安心です。
➡︎ Udemy を見る

Schoo(スクー)

Schooとは、約5,000の動画で仕事に活用できる知識やスキルを学習できるサービスです。生放送(プレミアムを除く)の授業なら、無料会員でも見ることが可能です。

生放送が終わると録画授業として残り、プレミアム会員のみ視聴可能です。

Schooのプレミアム会員について
  • 月額980円(税込)で見放題
  • プレミアム限定の生放送を見れる
  • 動画のダウンロードができる

Schooで人気があるプログラミング言語は、【Python】【Java】です。ちなみに、年間契約で2ヶ月無料になるので、長期で学習したい方はおすすめです。
➡︎ Schoo【プログラミングコース】を見る

動画を見ながらコードを書いて学習しよう

ここまで、プログラミングを動画で学習する方法について解説してきました。プログラミング学習ができる動画はたくさんの種類があるので、自分に合った方法を選びましょう。

この時の学習方法は、動画を見ながらコードを書くのがおすすめです。なぜなら、タイピングの練習をすることでコードを書くスピードが上がるからです。

また、動画の情報が古い場合、コードが正しくても動かないこともあります。プログラミング言語はバージョンアップすることがあり、コードの書き方などが変わってしまいます。

すると、新しい情報を自分で調べて修正する必要があります。ですから、実際に自分でコードを書いて確認しましょう。

基礎学習が終わったらどうする?

プログラミング学習をしているだけでは、自分のレベルがわかりません。そこで、ある程度基礎学習が終わったら、自分でWebサイトやサービスを作ってみてください。

すると、自分に足りない知識やスキルがわかるので、その分野の学習を進めていきましょう。また、就職(転職)が可能なら思い切ってチャレンジするのもおすすめです。

給料を貰いながらスキルアップができ、困った時は先輩に助けてもらえるからです。ただし、就職するのは現在の年齢が重要なポイントになります。

気になる方は、確実に就職する方法なども解説している記事があるので参考にしてください。
(特に30歳以上の方は、確認しておくことをおすすめします)

Web制作の学習を進めたい方なら

基礎学習がある程度終わったら、自分が作りたいものを考えてください。

  • Webサイト
  • Webサービス

どちらを選ぶかによって、その後の学習内容が変わります。

Webサイトを作るなら『WordPress』を学びましょう。

WordPressとは?
  • 世界トップシェアのCMS(Webサイトを管理するシステム)
  • ある程度の知識があれば簡単に使える
  • カスタマイズの自由度が高い

WordPressを使えば、簡単にWebサイトを作って運営することも可能です。ちなみに、WordPressは【PHP】で作られているシステムです。

WordPressの学習方法については、別の記事で解説しています。
➡︎【WordPressの学習方法について】

Webサービスを作るなら『フレームワーク』を学びましょう。フレームワークを使えば、効率良くサービスを作ることができるからです。

代表的なフレームワークとは?
  • Ruby:Ruby on Rails
  • PHP:Laravel
  • JavaScript:Vue.js / React

フレームワークを学ぶ場合、実際にサービスを作りながら学習を進めていく内容が多いです。そのため、サービスがどのように作られているかがわかります。

ただし、フレームワークの元となる言語の基礎知識が必要で、開発環境の構築も難しくなることから、学びやすい環境で一度触れてみることをおすすめします。

【Ruby on Rails】は有名なフレームワークで、『Progate』でも学習できるので試してみると良いでしょう。また、自分で苦戦しながら【Laravel】を少し学んだ経験があり、感想などをまとめてあります。
➡︎【Laravelの学習方法について】

ちなみに、「どちらがおすすめですか?」と聞かれたら、「WordPressです」と答えます。その理由は『活用できる幅が広いから』です。

プログラミングを独学で学び、そのままフリーランスとして仕事を受注するのは、実績や信用が無いため難しいです。そこで、自分のスキルの幅を広げておくことで案件に対する提案も通りやすくなります。

クラウドソーシングにはWordPressを使った案件も多いので、基礎知識だけでも学んでおきましょう。

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