【わかりやすい手順はこれ!】PHPの学習方法と継続するコツを解説

PHPをしっかり学べる学習方法を探していませんか?もし、効率の悪い学習方法を選んでしまった場合は、余計な時間がかかるので注意してください。

まず、PHPの仕組みを理解しないまま、見本と同じコードを書き続けるのはおすすめできません。なぜなら、自分が書いているコードの内容を把握できないからです。

そこで、まずはPHPで実装できる機能を確認しましょう。とはいえ、PHPの参考書に書いてある代表的な機能を覚えておくだけで十分です。

次に、自分でコードを書いて実際に動かしていくと、効率良くPHPを学べるはずです。つまり、PHPを学ぶときに重要なのは、コードの内容を理解することです。

それらを踏まえた上で、PHPをしっかり学べる学習方法もご紹介します。なお、これからPHPの学習を始める方は準備が必要なので、先に⬇︎の記事を確認しておきましょう。

➡︎【初心者向け】PHPの基礎知識と始めやすい学習方法をわかりやすく解説

この記事では、PHPをしっかり学ぶ方法や基礎学習後のステップについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

PHPの代表的な機能を覚えておこう

PHPの基礎学習を始める前に、代表的な機能について確認しておきましょう。作っている部分がわかると、コードの内容を理解しやすくなります。

では、PHP学習に出てくる代表的な機能と役割について、簡単に表でまとめておきます。

機能の名称主な役割使い方の例コードの例
HTTPブラウザとサーバーで通信するフォームに入力したデータをサーバーに送るGET
POST
セッション複数のページで使えるようにデータを保存するログイン機能を作るSESSION
クッキーブラウザにデータを保存するパスワードを自動で入力するCOOKIE
phpMyAdminデータベースを管理できるWebアプリWeb上でデータベースを操作する
データベースデータを種類ごとに分けて保存するデータの登録・変更・検索・削除などができるPDO::

上記の機能を組み合わせて使うことで、さまざまなWebサービスを作ることができます。ここでご紹介したのは代表的な部分のみですから、詳しく知りたい方はPHPの公式マニュアルで確認してください。

あわせて、手元にがあると、調べたいときに必要な情報のみ確認できるので便利です。PHPに関する本はたくさんありますが、おすすめは「PHP本格入門[上]」です。

ただ、最新バージョンPHP8に対応している本で選ぶなら、「詳細! PHP 8 + MySQL入門ノート」がおすすめです。

プログラミング言語はどんどんバージョンが変わっていくので、新しい情報に触れておくことも重要ですね。

おすすめのPHP学習方法

あなたはプログラミング学習に関して、こんなセリフを見たことはありませんか?

「公式サイトを見れば全部書いてある」

「写経してるうちに理解できる」

これらは、すでに理解している方の考え方であって、初心者に厳しすぎると思います。

そこで、初心者でも理解しやすい学習方法を3つご紹介します。

おすすめのPHP学習方法
  • YouTube
  • Udemy
  • ドットインストール

これらは全て動画で学習する方法です。耳で説明を聞きながら、目で表示の変化を確認できるので、本より動画の方が理解しやすいです。

では、それぞれ簡単にご紹介します。

YouTube

2021年11月現在では、YouTubeにもPHP学習に関する動画がたくさんあります。中でもおすすめなのが、PHPの始め方でもご紹介した【渋谷で働くエンジニア福の「実践で学ぶプログラミング入門」】です。

福さんのチャンネルでは、入門編の他にも3種類の動画でPHPを学ぶことができます。では、3種類全て並べておきますね。

PHP・MySQL入門(全12回)
【PHP初級】ログイン機能作成(全8回)
【PHP初級】画像アップロード(全5回)

はっきり言って有料級です。正直、PHPの基礎学習はこれらの動画で十分だと思いますが、念のため他の方法もご紹介します。

Udemy(ユーデミー)

Udemyとは、約18万の動画から選んで学習できるサービスです。各コースごとに料金が決まっており、視聴期限はありません。つまり、自分のペースで学習できます。

PHP学習でおすすめのコース「【PHP, MYSQL, Apache】ガチで学びたい人のためのWEB開発の基礎(バックエンド編)」 です。

では、学べる内容を簡単にまとめておきますね。

  • HTML
  • PHP
  • CSS
  • Bootstrap
  • JavaScript
  • サーバーの基礎
  • データベースの基礎
  • Webアプリの作り方

これらを学ぶと、PHPでWebアプリを作れるようになります。Webアプリに必要なPHP以外の言語も学びたい方は、このコースでまとめて学習しておきましょう。

なお、Udemyでは定期的にセールを行います。すると、およそ2,000円以下(中には90%OFFもある)で購入できます。そのため、気になるコースがあるなら、ときどきチェックしておきましょう。

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ドットインストール

ドットインストールとは、約3分の動画でサクサク学べるオンライン学習サービスです。全てのレッスンを受講するには月額1,080円かかりますが、PHPの場合は入門コースのみ無料で学習できます。

ドットインストールでは、たくさんのアプリを作りながらPHPを学ぶことができます。では、PHPで作るアプリの例をご紹介します。

  • ツイッターbot
  • 投票システム
  • クイズアプリ
  • ビンゴシート
  • Todoアプリ
  • 画像の掲示板
  • カレンダー

月額制なので、学習時間を確保できる方なら、1ヶ月間集中して取り組んでみるのも良いでしょう。

PHP学習の問題点について

PHPに限らず、プログラミング学習は挫折しやすいと言われています。理由は簡単で、自分が書いたコードでエラーが表示されて解決できなくなるからです。

ちなみに、エラーの原因はほとんどがスペルミスです。しかし、中にはコードの書き方が変わってしまったり、バージョンの違いでエラーになったり、という場合もあります。

この場合、初心者が解決するのは難しいかもしれません。もちろん、初心者なので当たり前なんですけどね…。

そこで、エラーを解決する2つの方法をご紹介します。

エラーの解決方法
  • とにかく検索する
  • 詳しい人に見てもらう

初心者のエラーは、基本的に検索すれば解決策が見つかります。エラーコードをコピペして翻訳したり、そのまま検索窓に貼り付けてみてください。

それでも解決できない場合は、有料マッチングサービスを利用する方法があります。例えば、「MENTA」 です。

MENTAでは、3,000円程度でエラーを解決してくれるエンジニアが見つかります。どうしても自分で解決できない場合は、最後の手段として覚えておきましょう。

最短でマスターするならスクールがおすすめ

PHPを学びたい方の中には、「多少お金を払っても最短で身に付けたい!」と思っている方もいらっしゃるでしょう。時間をかけずに身に付けるならプログラミングスクールがおすすめです。

独学でPHPの基礎学習をする場合、どんなに急いでも1ヶ月はかかります。もちろん、エラーを出さずに進められた場合です。ということは、通常1ヶ月で基礎学習を終わらせるのは不可能と言っても良いでしょう。

ただし、わからない部分を質問できるなら、習得できるスピードは大きく変わります。なぜなら、悩んでいるムダな時間を省けるからです。わからない部分を質問して、すぐに教えてもらえるなら、最速でPHPを身に付けられます。

とはいえ、できるだけスクールの費用は抑えたいですよね。それなら、受講者数1位「テックアカデミー」を検討してみましょう。

では、特徴だけ簡単にまとめておきますね。

主な特徴内容
オンラインで学べる全国どこでも受講可能
週2回のメンタリング1回30分のビデオチャットを実施
マンツーマンで質問に答えてくれる
毎日のチャットサポート15時〜23時までチャットで質問できる
課題の提出正確に実装できるまで何度でも見てもらえる
4週間プランの費用174,900円

他にもキャンペーンによる割引や転職サポートもあります。興味のある方は「無料体験」に参加して、詳細を確認してみてください。

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PHPの基礎学習のあとはどうする?

PHPの基礎学習を終えた方には、3つの選択肢があります。

  • 就職する
  • Webサービスを作る
  • Webサイトを作る

もし、就職するためにPHPを学んだ場合は、そのまま仕事を探しましょう。年齢にもよりますが、未経験でもPHPのエンジニアとして雇ってくれる企業はあります。

次に、WebサービスやWebサイトを作る場合は、PHPのフレームワークを学ぶことをおすすめします。代表的なのは下記の2つです。

PHPのフレームワーク
  • Laravel(ララベル)
  • WordPress(ワードプレス)

では、フレームワークを学ぶべき理由について、簡単に解説しますね。

LaravelでWebサービスを作る理由

PHPを使えば、さまざまなWebサービスを作ることが可能です。ただ、サービスを作るには多くの機能が必要で、自分で全てを作るのは大変です。

そこで、Webサービスに必要な機能を全て搭載しているフレームワークを使いましょう。実は、どんなサービスであっても、基本的な機能は同じなので使い回すことが可能です。

フレームワークを使うと、コマンドを入力するだけで基本的な機能を実装できます。バグをチェックする必要もないので、開発にかかる時間も短縮できますよ。

ちなみに、PHPには複数のフレームワークがありますが、多く使われていて人気があるのは「Laravel」です。そこで、Webサービスを作る前に、Laravelも学んでおくことをおすすめします。

なお、Laravelを使うための準備や学習方法については、⬇︎の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

WordPressでWebサイトを作る理由

PHPを使えば、さまざまなWebサイトを作ることが可能です。ただし、Webサイトに必要な機能は自分で作らずに、WordPressを使って効率良く実装しましょう。

WordPressは、PHPがわからなくてもWebサイトを運営できるくらい便利なシステムです。「それならPHPの学習は必要ないの?」と思いますよね。

確かに、WordPressの表面的な部分はテーマやプラグインを使えば、素人でもカスタマイズ可能です。しかし、基礎知識のない素人がPHPファイルを変更した場合、Webサイトが真っ白になったりして、心臓が止まるほど驚くと思いますよ。

また、PHPの基礎を身に付けた上でWordPressの学習をすれば、自分でテーマを作ることもできます。さらに、WordPressのテーマを自分の商品として、有料販売することも可能です。

ただ、WordPressには独特のルールがあるため、ある程度の学習は必要です。WordPressの学習方法については⬇︎の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

PHPの基礎学習だけでも、Webサービスを作ることは可能です。しかし、さらに効率良く、より安全に開発するために、便利なフレームワークを学びましょう。

すると、あなた自身の価値も上がり、PHPを学ぼうと思った「目的」に近づけるはずです。何より、スキルの幅が広がっていくと、次第に楽しくなってきますよ。

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