【30代なら注意！】プログラミングを独学しても就職できない可能性あり

一般的に、就職するためには年齢が重要になります。年齢が若いほど働ける期間が長く、たくさんの仕事を覚えられるからです。

ですから、【20代】であれば就職できる可能性は高いです。これは【IT業界】にも同じことが言えます。

IT業界は人材不足と言われていて、今後も同じ状況が続いていくようですが、とはいえ誰でも就職できるようにはなりません。

企業は利益を上げるために従業員を雇うのであって、勉強させた後にしっかりと働いてもらう必要があります。そのため、どうしても年齢によって就職できる確率は大きく変化します。

ただし、プログラミングを独学する目的が『就職すること』ではなく、『収入を増やしたい』ということであれば、年齢は関係ありません。なぜなら、就職しなくてもお金を稼ぐ方法はあるからです。

そこで、この記事ではプログラミングを独学して就職する方法と、就職できなくても自分で稼ぐ方法を解説しています。

プログラミングを独学して就職する方法とは？

プログラミングを独学で勉強して、ある程度のスキルを身に付けることができれば、就職できる確率は大きく上がります。

なぜなら、企業は『即戦力になる人材』に入社してほしいと思っているからです。では、即戦力になる人材とは、どのくらいのレベルなのでしょうか？

もちろん、業務内容によって違いはあるでしょうが、仕事をしながら勉強するなら最低でも１年、毎日しっかり学習したとしても３ヶ月程度の期間は必要でしょう。

ただ、この条件は年齢によって大きく変化し、同じレベルであれば若いほど就職できる確率は上がります。また、プログラミング言語には種類があり、それぞれ作れるものや得意な分野が異なります。

ですから、どの言語を選ぶかによっても学習期間や難易度が変わります。プログラミング言語の種類については、別の記事で解説しています。

就職するための年齢制限とは？

一般的に、【35歳】を過ぎると就職するのが難しくなると言われています。

もちろん、年齢制限の記載が無い募集要項も多く、業種によっても違いはあるでしょうが、厳しくなるのは事実です。

このことから、【20代】まではプログラミングを独学で勉強して、就職することは可能だと言えます。

さらに【30代】までであれば、ほぼ確実に就職する方法もあるので、記事の後半でご紹介します。

では、就職が難しい【35歳】以上は、プログラミングを独学しても無駄になってしまうのでしょうか？ここで考えられる選択肢は３つあります。

どれも、ある程度プログラミングを独学する期間が必要で、しかも確実に達成できる保証はありません。

ただ、知識やスキルを身に付けること自体は、仕事やプライベートでも活用することができるので、独学する価値はあると思います。

とはいえ、まだ大きな問題があります。それは、プログラミングの独学が続けられるかどうかです。

プログラミングの独学は続けるのが難しい

プログラミングの独学は、約90％の方が挫折すると言われています。これには、さまざまな原因が考えられます。

これらのことに気を付けながら学習を進めていけば、独学である程度のレベルまで上達することは可能です。

なぜなら、僕自身が独学でWeb制作ができるようになったからです。その経験から、挫折する理由に対しては次のように考えます。

プログラミングの独学を続けていくためのポイント

基本的に、挫折しやすい理由を解決することで、独学を続けていけると思います。では、それぞれの理由に対する解決策を見ていきましょう。

また、この他にもプログラミングの独学を続けられない大きな理由があります。

プログラミングを独学するためには時間がかかる

プログラミングを独学で身に付けるには、どうしても時間がかかります。

仮に、勉強方法がわかっていたとしても、エラーで止まってしまい解決するまで進むことができないからです。ちなみに、エラーの原因で一番多いのは『タイプミス』です。

など、単純な場合でも原因を探すには時間がかかります。他にも、教材が古い内容だったり、学習本の誤植でエラーになったりで進まないこともありました。

もし、毎日ある程度の学習時間を確保できる方でしたら、半年あれば基本的なスキルを身に付けることはできます。

しかし、会社員の方で仕事の前後に学習する場合は、同じレベルになるまでに１年程度の期間がかかると思います。もちろん、学習方法や自分の目標によっても必要な期間は変わります。

確実に就職する方法がある

実は、プログラミング学習の後に、確実に就職する方法があります。それは、【プログラミングスクール】で学習することです。

ただ、ここでも『年齢制限』があるので、【40歳以上】の方は対象外になります。もし、あなたが【20代】であれば、どこのプログラミングスクールに通っても就職できます。

受講費用や学習内容を確認し、自分に合ったスクールを選びましょう。次に、【30代】の方は急いだ方が良いかもしれません。

なぜなら、『転職保証』のあるプログラミングスクールは、【40歳まで】という制限があるからです。そこで、転職に特化したプログラミングスクールを３つご紹介します。
※【40歳以上】の方は、次の章で就職について解説します。

TechAcademy

オンラインで学べるプログラミングスクールです。【20〜32歳】であれば、『転職保証コース』を受講することができます。

早めに申し込むと5％OFFになる割引制度もあります。
完全未経験からでも申し込むことができるので、とにかく早く転職したい方にはおすすめです。

テックキャンプ

仕事をしながらでも学習できるように、さまざまなプランが用意されています。
【39歳】までなら転職保証を受けることができます。

費用は高額ですが、学習時間も多いのが特徴です。【30代後半】でも転職保証があるスクールはかなり珍しいです。

就職が難しい年齢の場合はどうする？

【40歳】を超えると就職できる可能性は下がります。しかし、プログラミング学習をするのは無駄ではありません。

なぜなら、就職しなくても自分でお金を稼ぐ方法があるからです。もし、プログラミングを学ぶ目的が『収入を増やす』ことであれば、何歳からでも実現できます。

また、ある程度の基本スキルを身に付ければ即戦力になることから、雇ってくれる会社もあるかもしれません。

ただし、そのためには時間をかけて独学するか、高額な費用を払ってプログラミングスクールで学ぶ必要があります。

他にも、自分のレベルを証明するためのポートフォリオ（自分で作ったサイト・サービス）も必要です。

ちなみに、フリーランスとして仕事をする選択肢もありますが、実績や信用が無い個人では受注することが難しいです。

プログラミングを独学で勉強するための流れについては、別の記事で解説しています。

プログラミング以外の方法もある

現在はクラウドソーシングを使って、個人で仕事を受注することができます。

しかし、プログラミングの基礎を勉強したレベルでは、受けられる仕事は単価の安い案件ばかりで、しかも競争率が高いです。

ただ、プログラミングを勉強した内容を生かして、他の仕事を受注することは可能です。

なぜなら、【40歳直前】の僕自身がプログラミングを独学した後に、ライティングの案件を受注しているからです。

ライティングとは文章を書く仕事ですが、いくつかの種類があるため、プログラミング学習で得た知識を活用することができます。

クラウドソーシングで仕事を受注する方法や、ライティング案件に関しては別の記事で解説しています。

すぐに現在の環境を大きく変えることは難しいですが、努力を続けることで少しずつ改善していくことは可能です。

まずは自分の目的から、どの方法を選べば良いかじっくりと考えてみてください。