「インターネットを使って仕事をする方法」を探していませんか?
今では、インターネット上のやり取りだけで仕事を受注することが可能です。その中でも多くの方が利用しているサービスが「クラウドソーシング」です。
クラウドソーシングは、仕事を発注する側(クライアント)と、仕事を受注する側(ワーカー)を仲介するサービスです。クライアントが募集している仕事にワーカーが条件を提案し、両者が合意すれば契約が成立します。
誰でも利用でき、もちろん初心者でも仕事を受けることは可能です。実際に、僕自身もクラウドソーシングで未経験からWebライターを始めたので、説得力はあると思います。
ただし、初心者が仕事を受注するためには、しっかり準備する必要があります。ですから、仕事を受注するために必要な知識やポイントを確認しておきましょう。
この記事では、未経験のWebライターがクラウドソーシングで仕事を受注する方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
クラウドソーシングとはどんな仕組み?
クラウドソーシングは、仕事を発注するクライアントと、仕事を受注するワーカーをマッチングさせるサービスです。クラウドソーシングで有名なサイトは2つあります。
どちらも多くの仕事を募集しているため、初心者のうちは両方に登録して、自分に合う案件を探してみましょう。「両方に登録するのは面倒じゃない?」と思うかもしれませんが、基本的に登録する内容はどちらのサイトも同じです。
ただ、募集している案件はそれぞれ異なりますから、最初はできるだけ多くの仕事から探した方が見つけやすいです。
クラウドソーシングサイトの登録方法
次に、クラウドソーシングサイトの登録方法について解説します。まずは会員登録が必要なので、流れを簡単にまとめておきます。
ここまではクラウドソーシングを利用するために必要な内容です。さらに、仕事を受注できる確率を上げるために、プロフィールもしっかり入力しましょう。
プロフィールをしっかり入力する
ちなみに、あなたならどちらのワーカーに仕事を依頼しますか?
- プロフィールで詳細が確認できる人物
- プロフィールに何も記載されてない人物
もちろん、プロフィールで詳細が確認できた方が安心しますよね。ですから、プロフィールはできるだけ多くの項目を埋めてください。
実は、全ての項目を入力しなくても仕事を受注することは可能です。ただ、誰に発注するか選ぶ際に、クライアントは必ずワーカーのプロフィールを確認します。
僕は、最初に頑張ってプロフィールを作りました。そのおかげで、仕事を探し始めてすぐに案件を受注できたと思っています。プロフィールは、他のワーカーと差別化できる重要なポイントです。
ちなみに、プロフィールの内容は他のサイトでも使いまわせるので、面倒なのは最初だけですよ。
クラウドソーシングで仕事を探す方法
では、クラウドソーシングで仕事を探す方法について、クラウドワークスのサイトを例に解説します。まずは、実際の操作の流れを簡単にまとめておきます。
Webライターの場合、基本的にはWebサイト用の記事を作成する案件を探します。そこで、実際に検索してみてください。おそらく、仕事が多すぎて見るのが嫌になります。
そこで、効率良く仕事を探す方法を覚えておきましょう。
初心者におすすめの絞り込み条件とは?
クラウドソーシングサイトには、たくさんの仕事が毎日発注されています。すると、仕事内容を確認するだけでも時間がかかります。
そこで、最初から絞り込んで検索しましょう。初心者におすすめの検索条件は2つあります。
では、それぞれ解説していきます。
依頼形式とは?
依頼形式は、契約の有無や仕事の進め方の違いで4種類に分かれています。
プロジェクト(固定報酬)とは、契約を結んだ上で記事を納品すると報酬がもらえる仕組みです。お互いに仕事内容や報酬額を確認した上で、契約へ進みます。
Webライターが契約する場合は、プロジェクト(固定報酬)が一般的です。
文字単価とは?
文字単価とは、1文字あたりの金額で報酬を計算する方法です。Webライターの報酬を決める上での基準として使われています。
ちなみに、初心者でも1文字1円の案件を受注することは可能です。ただし、Webライターの仕事は文章を書くだけではない場合が多いです。
もし、未経験のWebライターが文章を書くだけの案件を選ぶなら、1文字0.5円〜1円の間で探してみてください。
仕事を探すときの注意点
仕事を探すときの注意点は「怪しいクライアントを避ける」ことです。そこで、避けた方が良いクライアントの見分け方を2つご紹介します。
では、それぞれ簡単に説明していきます。
テストライティングの報酬が安い
仕事によっては、テストライティングが条件となる場合があります。テストライティングといっても仕事ですから、クライアントは報酬を払わなければいけません。
ただし、テストライティングの文字数に対し、報酬額が安すぎる案件もあります。この場合、テストライティングのみで終わってしまう可能性があるため、あまりおすすめできません。
できれば、クライアントの評価や、仕事を受けたワーカーのメッセージも確認しておきましょう。ちなみに、中にはテストライティングでも同額の報酬を払ってくれるクライアントもいます。
条件が良すぎる
仕事内容の条件が良すぎる場合も注意してください。クライアントに紛れて、情報商材やネットワークビジネスの勧誘をされるかもしれません。
条件が良すぎる募集案件の例は下記の通りです。
この場合も、クライアントの評価を確認してください。もし取引実績がないようなら、提案がムダになる可能性が高いため、避けた方が良いでしょう。
仕事を受注するために提案しよう
「この仕事なら自分にもできそうだな!」と思ったら、遠慮なく提案していきましょう。初心者が仕事を受注するために一番重要なことは「たくさん提案すること」です。
その上で、提案を通すポイントは2つあります。
たくさん提案する必要があるとはいえ、同じ定型文を送るだけでは仕事を受注できません。提案を通すためには、仕事内容からクライアントの目的を考えて、自分がどのように役に立つのかアピールしてください。
また、仕事内容の中でクライアントから質問されている場合は、必ず正確に答えてください。正しく答えられない場合、「メッセージのやり取りに時間がかかりそうだなぁ…」と避けられてしまうからです。
なお、クラウドソーシングで採用されやすい提案文の書き方については、⬇︎の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
➡︎【相手の立場で考える】クラウドソーシングで選ばれる提案文の書き方
クラウドソーシングを上手に活用するために
ここからは、クラウドソーシングを上手に活用する方法をご紹介します。最初から知っておくと役に立つポイントは2つあります。
では、それぞれ簡単に解説していきます。
アプリを活用しよう
クラウドワークスやランサーズには、スマートフォン用のアプリがあります。アプリを使うメリットは主に2つです。
スマートフォンは必ず持ち歩くため、時間や場所を気にせず操作できます。すると、クライアントからのメッセージにすぐ返信したり、空いた時間で仕事を探せるため便利です。
楽天銀行の口座を作る
クラウドソーシングで仕事をした報酬は、サイト内に貯まります。貯まった報酬を受け取るためには、自分の口座に振り込んでもらう必要があります。
このとき、下記の振り込み手数料がかかります。
クラウドソーシングサイト | クラウドワークス | ランサーズ |
---|---|---|
楽天銀行 | 100円 | 110円 |
他の銀行 | 500円 | 550円 |
上記から、振り込み手数料の安い楽天銀行の口座は作っておきましょう。
➡︎ 楽天銀行の公式サイトを見る
クラウドソーシングで仕事を始めてみよう
「ネット上で仕事ができたら…」や、「本業だけでは不安だから、副業で稼ぎたい!」など、クラウドソーシングに興味がある方は多いです。
しかし、なかなか踏ん切りがつかずに、行動できない気持ちはよくわかります。そんなときは、簡単にできることから片付けていくのがおすすめです。
今回の場合は、「まず登録してみる」ことです。クラウドソーシングに登録するだけなら、今すぐに済ませられますよね。
登録が完了したら、プロフィール欄を埋めていきましょう。プロフィールが完成したら、ランサーズも登録する、といった感じで進めてみてください。
案件に初めて提案するときも緊張しますよ〜。
でも、大丈夫!
誰でも最初は未経験からのスタートです。できることから始めていき、ゆっくりでも確実に進んでいきましょう。
今は、個人で仕事がしやすい時代です。収入源を増やして、どんな変化にも対応できるようにしておきたいですね。