「何から始めればいいの?」
これは、プログラミング学習を始めようと思った多くの方が持つ疑問です。ちなみに、プログラミングを学ぶ方法はたくさんあります。
これらの中にもさまざまな種類があり、初心者は迷ってしまいます。そこで、『始めやすい』ことを基準に考えてみましょう。
これなら、誰でも気軽に試してみることができます。この条件を満たす方法が、『Progate(プロゲート)』というWebサービスです。
今では、Progateでプログラミングの基礎学習をすることが定番になっています。
そこで、この記事ではProgateの学習内容や特徴、足りない部分を学ぶための方法などを解説しています。
プログラミング未経験の方が、Progateで学習する順番やコース(言語)の選び方などで迷わないように、わかりやすく進めていきます。
初心者にはProgateがおすすめな理由
Progateとは、Webブラウザ上でプログラミング学習ができるサービスです。
Webブラウザとは、インターネット上にあるWebサイトを表示するソフトウェアのことで、みなさんは普段から使っています。
つまり、Progateはインターネット上で学習できるということです。
「それなら他にもあるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、まずは他のサービスとの違いについて解説します。
Progateで学ぶ最大のメリットとは
Progateには、他のサービスとは違う大きなメリットがあります。それは、すぐにプログラミング学習を始めることができるということです。
とはいえ、最低限の準備は必要になります。
この2つを準備していない方は、別の記事でわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
➡︎ プログラミングで使うパソコンの選び方について
➡︎ インターネットに接続する方法について
Progateで学習を始めるなら、これで準備は完了です。しかし、他の方法でプログラミング学習をする場合は、さらに必要な準備があります。
プログラミングを始めるための準備を『開発環境を構築する』と言います。主に、次のような準備をします。
言語の種類によっては、複数のソフトウェアをインストールして設定することもあります。
初心者には開発環境の構築が難しいので、Web上で学習できるProgateがおすすめです。
Progateの特徴や学習内容について
では、次にProgateの特徴や学習内容について、解説していきます。Progateは初心者向けのWebサービスなので、言語ごとの基本を学習できます。
さらに、初心者が独学で進めるように工夫されています。
また、プログラミング言語の種類もたくさんあり、有料会員になると全てのコースを学習することができます。
続いて、学習内容を見ていきましょう。
Progateで学べるプログラミング言語について
Progateは全部で15の基本コースがあります。
これらは、8種類のプログラミング言語の他に、そのライブラリ(フレームワーク)なども含まれています。
それでは、初心者でもわかるように、それぞれの学習コースについて簡単に解説していきます。
ちなみに、ユーザーが見るページを作ることを【フロントエンド】、Web上でデータを処理することを【バックエンド】や【サーバーサイド】と呼びます。
さらに、アプリを作りながら学べるコースが2つあります。アプリは複数の言語を使って作ります。
- Node.jsコース
- Ruby on Railsコース
Progeteの【学習コース一覧】から確認できます。
プログラミング言語の選び方がわからない場合は、別の記事で解説していますので、参考にしてください。
無料会員と有料会員について
Progateには、【無料会員】と【有料会員】があります。まずはアカウント(会員登録)を作り、どちらかを選択します。
アカウントは【メールアドレス】と【パスワード】を登録する他にも、SNSなどからログインすることもできます。
次に、【無料と有料の違い】について解説していきます。
無料会員と有料会員の違いについて
有料会員になると、Progateのレッスン(授業)を全て受けることができます。
とりあえずプログラミングを試してみたい方におすすめです。
お支払い方法はクレジットカードのみで、自動的に継続されます。有料期間は、学習時間の制限がありませんから、使い放題になります。
ただし、それぞれのコースでは言語ごとに基礎学習ができますが、いきなり仕事で活躍できるレベルにはなりません。
なぜなら、他にも必要な知識やスキルがたくさんあるからです。レッスンをクリアすることばかりに気が向いてしまいますが、自分に足りないスキルを知ることも重要です。
Progateの【学習ロードマップ】で、自分には何が必要なのか確認しておきましょう。
Progateで学習した後はどうする?
Progateで基礎学習を終えたら、自分で開発環境を作ることをおすすめします。Progateでも開発環境の作り方を解説しているので、確認しておきましょう。
➡︎『HTML & CSS の開発環境を用意しよう!』
また、開発環境は言語の種類によって変わりますが、必ず必要なのは【テキストエディター】です。
テキストエディターには、とても便利な機能がたくさんあるので、すぐに準備をして使い始めましょう。
テキストエディターに関しては、別の記事で解説しています。
自分で開発環境を構築できるようになれば、他の方法でプログラミング学習をすることも可能になります。
その場合、Progateと同じ初心者向けのWebサービス『ドットインストール』もおすすめです。
Progateに比べて幅広く学習することができます。自分でプログラミングができる環境を作る必要がありますが、その準備や基本的な言語は無料で学べます。
また、プレミアム会員になると全てのレッスン動画を見ることができます。
自分の目的に合わせた言語を、より深く学習することができます。そのうえで、自分でWebサイトや簡単なサービスを作ってみると、足りないスキルがわかります。
足りない知識やスキルに気付いたら、さらに学習を進めていきましょう。