『プログラミング』の中にはさまざまな言語があり、自分の目的に合わせて選ぶ必要があります。
ただ、中には「なんとなくプログラミングを勉強したいだけだから、目的は特に無いけど…」と思う方もいるかもしれません。
それなら、今後絶対に必要な『Web制作』に関係する言語を学びましょう。Web制作とは『Webサイトを作ること』で、活用できる範囲も広いです。
- 個人ブログ
- 自社メディア
- ECサイト
などのWebサイトを作って、さらに運営していくことができるようになります。また、他の代表的な言語についても、どのようなことに使われているか簡単に解説しています。
さらに、おすすめの学習方法もまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。Web制作に必要な言語であれば、独学である程度まで習得することはできます。
実際に僕は独学でWebサイトを作れるようになりましたし、他にも多くの方が学習した内容などをSNSやブログで発信しています。
しかし、勉強した後に必ずぶつかる問題があります。その『Web制作を独学した後の悩み』についても、体験談を交えてお伝えします。
この記事では、プログラミングを独学する方法を初心者にも分かりやすく解説しています。
プログラミングを始めるための準備について
プログラミングを始めるためには、準備するものが2つあります。
- パソコン
- インターネット
ただし、高額なパソコンや高速のインターネット環境は必要ありません。自宅でインターネットに接続できて、パソコンをお持ちでしたら、すぐに始めることができます。
では、それぞれ簡単に解説していきます。
プログラミングに適したパソコンとは?
プログラミングとは、コード(プログラム)を書いてコンピューターを動かすことです。コードを書くために必要なパソコンの機能は、主に3つあります。
- コードを書くためのキーボード
- 結果を表示させるディスプレイ
- 必要なソフトウェアをインストールする
そのため、『Windows』か『Mac』のどちらかを選ぶ必要があり、その他のOSではプログラミングができません。
また、パソコンにはたくさんの種類があります。
- デスクトップ or ノート
- スペックが高い or 低い
- 新品 or 中古
意外かもしれませんが、性能の低いパソコンでもコードを書いて動かすことはできます。しかし、その後も使い続けることを考えると、ある程度性能が高いものを選んだ方が良いでしょう。
【プログラミングに適したパソコンの選び方】は、別の記事で詳しく解説しています。
インターネット環境について
パソコンでコードを書いて表示するだけなら、インターネットがなくても大丈夫です。
しかし、コードを書くために使うと便利な『エディター』や、プログラミング言語そのものをダウンロードする必要があります。
また、Web制作の学習を進めていくと、インターネット上に作ったサイトを公開することができるようになります。
【インターネットに接続する方法】については、別の記事で詳しく解説しています。
プログラミング言語の種類について
プログラミング言語には、たくさんの種類があります。
言語によって作れるものが違ったり、複数の言語を使って作ったりするので、「これだけ勉強すればOK」というわけではありません。
ですから、代表的な言語の特徴について覚えておきましょう。
目的から言語を選ぶ
プログラミングを学ぶ目的があるなら、言語を選ぶのは簡単です。
- 求人が多い
- 年収が高い
- アプリを作りたい
また、スマホアプリを作るのであれば、『Android』と『iOS』に分かれます。
- Androidなら『Kotlin』
- iOSなら『Swift』
ただし、言語がバージョンアップしてルールが変わったり、新しい言語が出てきたりするので、勉強を続けていくことが重要です。
覚えやすい言語は?
目的が決まってない方には、覚えやすい『Web系』の言語がおすすめです。Webサイトを作るために必要な言語にも、いくつか種類があります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP or Ruby
それぞれ役割が違うので、ある程度勉強する必要があります。
Web系の言語は作りながらディスプレイに表示させて、デザインや動きを確認できるので、作業は進めやすいと思います。
『プログラミング言語の種類』については、別の記事で詳しく解説しています。
プログラミングの勉強方法について
プログラミングを独学で勉強するためには、いくつか方法があります。
- Webサービス
- 本
- プログラミングスクール
それぞれに特徴があるので、自分に合った方法を選びましょう。それでは、順番に解説していきます。
Webサービス
『Webサイト』の中で、プログラミングを学習することができます。会員登録をすることで、言語ごとの基礎学習を順番に学んでいきます。
最初は無料で始めることができるので、とりあえず試してみたい方には最適な方法です。
- Progate
- ドットインストール
この2つが代表的な学習サイトになります。
特に『Progate』はインターネット上でコードを書いて学習することができるので、何も準備しなくても始めることができます。
また、『YouTube』でもプログラミング学習のチャンネルはありますので、独学に活用できます。【Webサービスで独学する方法】については、別の記事で詳しく解説しています。
本
プログラミングの独学には『本』も役立ちます。本は、初心者向け〜上級者向けまで揃っている種類の多さが魅力です。
そのため、自分のレベルに合わせて学習を進めることができます。
ただ、「種類が多すぎて選べない…」という問題点や、専門書なので価格が高いといった悩みもあります。
実際に独学した経験から、『Webサービス』と『本』を併用して学習するのがおすすめです。【本で独学する方法】については、別の記事で詳しく解説しています。
プログラミングスクール
ある程度費用をかけてでも早くプログラミングを身に付けたい方には、『プログラミングスクール』という選択肢もあります。
スクールの場合は、わからないことを質問できるので初心者でも安心です。無料体験などもできるので、興味のある方は試してみると良いでしょう。
独学する上での問題点
プログラミングを独学で学んでいくと、必ず『エラー』が出てきて学習が止まります。しかも英語で表示されるので、どんな内容なのか分かりません。
エラーを解決するポイントは、『色々な方法で調べること』です。ちなみに、よくあるエラーの原因は『入力ミス』です。
- スペルを間違える
- カッコを閉じてない
- セミコロンを忘れる
などが無いか確認します。また、コードの書き方が間違っている場合は、エラーを翻訳しても原因が分かりません。
そんな時は、とにかく自分で調べます。
- エラーの文章をコピペして、Googleで検索
- エラーの文章を翻訳してから、Googleで検索
- 本を読み返す
しかし、どうしてもわからない時は、そのまま学習を進めましょう。学習を進めていくうちに、何かがきっかけになり解決できることもあります。
最初から完全に理解しようとせず、わからなくても学習を進めていくのが挫折しないコツと言えます。
独学を進めていく上での目標は?
Web制作に必要なプログラミング言語は、学習を続けていけば必ず身に付けることができます。
ある程度の知識があれば、自分でWebサイトを作ることは可能です。そこまで学習できたら、今後のために作っておいた方が良いものを2つご紹介します。
できれば、『ポートフォリオ(自分の実績)』として公開しましょう。
自分のWebサイト
ちなみに自分のブログでもOKです。そのためには、プログラミング言語以外も勉強する必要があります。
- WordPress
- レンタルサーバー
それぞれをある程度勉強すれば、自分でインターネット上にWebサイトを公開することができます。
【WordPressの勉強方法】に関しては別の記事で解説しています。
模写コーディング
模写コーディングとは、実際のWebサイトかデザインカンプ(Webサイトを制作するためのデザイン)から、自分で作ってみることです。
ちなみに自分で一から作ろうとすると、最初は何をしたら良いのか分かりません。【最初にするべきこと】はこちらのサイトが分かりやすいので確認してください。
独学した後はどうする?
プログラミングを独学した後は、2つの選択肢があります。
- フリーランスとして独立
- Web制作会社に就職
どちらもメリット・デメリットがあり、自分に合う方を選ぶと良いでしょう。この時に、ポートフォリオを作っておくと自分のスキルをアピールできます。
フリーランスとして仕事を探す
Web制作会社での勤務経験が無い場合は、仕事を探すのが大変です。フリーランスが仕事を受注するための方法は、いくつかあります。
- 知り合いに聞いてみる
- 飛び込みの営業をする
- クラウドソーシング
本業でWeb制作をしている方も、副業として個人で仕事をすることがあります。そのため、未経験でいきなり仕事を獲得するのは厳しいです。
僕も『クラウドソーシング』で仕事を探していましたが、競争が激しく報酬も低いので違う方法を検討中です。
ちなみに、クラウドソーシングで『Webライティング』の案件は受注できるので、未経験でも始めることは可能です。
【クラウドソーシングを始める方法】については、別の記事で解説しています。
Web制作会社に就職する
確実に収入を得るには、就職するのがベストです。会社で仕事を受注するので、自分はWeb制作に集中して取り組むことができます。
また、Web制作会社で経験を積んだ後に、フリーランスとして独立することも可能です。
一度『転職サイト』などでWeb制作会社を探してみると、現在はどのような状況なのか確認できるので見てみましょう。
まとめ
ここまで、プログラミングを独学する方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
プログラミングを独学した先に何か目標があるのなら、それに適した言語を選びましょう。
しかし、「とりあえずプログラミングを学びたい…」という場合は、今後必ず必要になるWeb制作に必要な言語がおすすめです。
なぜなら、自分や会社のWebサイトを作ったり、変更したりできるからです。また、学習を進めていく内に基本的なIT知識も自然と身に付きます。
プログラミングに興味がある方は、まず『Progate』で体験してみましょう。
パソコンとインターネット環境があれば、すぐに学習を始めることができるので、自分に合っているかどうか確認してみましょう。